原作のマリアビートルは未読だけど、制作が発表されたときから観に行こうと決めてた。"ブラッド・ピットが日本の新幹線の中で殺し屋と戦う"って情報だけでもう面白いのが確定してる。
邦題のカタカナ表記はブラッド(主演)でもブラッド(血)でもブレッド(パン)でもバレット(弾丸)でもなく、ブレット(弾丸)・トレイン。
監督が『デッドプール2』のデヴィット・リーチ。そして主演がブラッド・ピット。これはもう『デッドプール2』好きな人はみんな好きでしょ。両方観た人はわかると思うけど、実質『デッドプール3』。
基本はバカ映画(褒めてる)なんだけど、原作がしっかりしてるから終盤に向けて話が綺麗に収束していって気持ち良い。
登場人物みんな悪人なのに愛嬌があって憎めない。
ネオン街、ヤクザ、日本刀、ゆるキャラ、ウォシュレット、ワサビ、富士山、真田広之、鳥居、五重の塔、芸妓さん(友friendって何？)、わかっててわざとやってるんじゃないかってくらい『日本人がイメージする「外国人がイメージする日本」』を忠実に描けてた。これでいいのよ洋画に出てくるヘンテコJAPANは！逆にしっかりリアルな日本描写だったら面白さ半減でしょ！
カメオ出演が豪華でびっくり。要所要所流れる曲が良い。
予習しとくとより楽しめるおすすめ作品
『デッドプール2』
『きかんしゃトーマス』
