マイノリティ

ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦のマイノリティのレビュー・感想・評価

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映画好きな友達が久しぶりに家に遊びに来て、サメ映画の話しになり、アマプラで検索していると、

「え?IMDBが1.8!?」

IMDBとはアマプラでの評価で満点が10点です。(ちなみにショーシャンクの空に、パルプフィクションなんかは9点台です)

「こんな低いの観た事ない!」

なら、どんだけ酷いか観てみよう!

という事になり鑑賞。

全シーンに於いてツッコめる程の出来でした。

ストーリーがグズグズなのは勿論、意味の分からない、無駄なシーン満載でした!

100パーセント手で動かしていると分かるウィジャ盤を使うシーン。

そのウィジャ盤の魔力により出現した幽霊サメの可愛さにほっこり。

サメに食いちぎられた手首の他に放り投げられた謎の塊。

「代々家はオカルト家系だ」(ん?どんな家系だ?)
と言うピアス女の父ちゃんが「ウィジャ盤の元の持ち主を探す」
と言っていたのに、突然現れ、わざわざウィジャ盤を持って来てくれた元の持ち主。

占い師の女が使うのは水晶では無くただの電球。

幽霊サメが父ちゃん襲うシーンも身体の周りをちょんちょん(父ちゃん何故か絶叫)した後、突然一緒に消える。

ピアス女の、何の前触れも無い意外な行動。

「最初からそうしろよ!」

クライマックスは父ちゃんと幽霊サメのゆる〜い闘いで幕を閉じます。

いやぁ、楽しかった!

こんなの中々撮れないです!

映画を作った事の無い僕でも、これよりは"マシな"作品を作れると思いました!

今後観る映画は、いくらつまらなくても、おそらく今作を下回る事は無いでしょう!

今作はコメディでは無く、至ってシリアスな"パニック映画"
(意味の無いカットやシーンが多過ぎて僕の頭がパニックしました。ちなみに友達が帰り際に「もう一回内容を頭の中で整理してみるわ」と言ってました。)だと思います。

きっと監督初め、スタッフ、演者は"真剣"に今作を作っているのでしょう。

「中途半端は何も生み出さない、一
番良く無い!」
という戒めにもなる作品です!


こんな、二度とは観ない、
誰にも、おすすめ出来ない、
"名作"を鑑賞出来て良かったです!



「もしもし」

「今日はありがとう」

「いえいえ、こちらこそ。どしたん?」

「ウィジャ・シャークさあ、」

「うん」



「続編があるらしいよ」



「ええええええ!!」