点数つけるのが難しい作品。自分のことと被りすぎて気持ちが変になった。
アジア雑貨、道玄坂小路、電気グルーヴ、天使たちのシーン、円山町、歌舞伎町、スワロウテイル、エルマロ、マヤマックス、WAVE、小沢健二小沢健二小沢健二〜
もうやめてくださいって感じだった。10以上歳の離れた姉のいるわたしは、この時代のサブカルがかなり好きだったので辛かった。恥ずかしい。自分の過去や青春と被るものが多くて無理。共感性羞恥。円山町のラブホでタバコ吸ってたり朝帰りしたり…麗郷のあるあそこ…あとなんか色々あったね…
伊藤沙莉の役キツい。昔はこんな子がたくさんいたのかな…ポエム感。でも伊藤沙莉は最高です！あと、東出昌大！やっぱりカッコ良いなーとしみじみ思った。東出さんも森山未來もちゃんと若く見えたり老けて見えたりしたのもすごい。
きてる、って言葉遣いがすごい引っかかって恥ずかしかった。そういうの他にも色々あった気がする。きてる、って言い方流行ってたのかな？
彗星が流れるシーンは思わず泣きそうになったけれど、小学生の頃からの小沢くんファンなので作品通して複雑だった。
とは言えなんかもうよく分からない気持ちになって、エンドロールで堀込さんの声が聞こえたてきたらあっという間に泣いてしまった。胸がキューっとなる。ある世代には辛くて切なくて恥ずかしくて変な気持ちになる作品だと思う。胸が苦しいな。かき乱された。
わたしも大人になれてないからなーとかあれやこれや最終的に思った。原作も読んでみたい。
コロナ禍で人のいないいつもの街も不思議と良かったな。
