「なんか、普通だよね」って言われて反論できるほどでもないけど、好きなとこに就職して好きな人と結婚できるほど普通でもない。
特別にも普通にもなれない。
挙げ句の果てに、自分よりも面白みあって魅力的な人生送ってる人に「大丈夫、きみはおもしろいよ」って慰められる始末。
でも、結局その言葉が一生自分を励ます言葉になってる。
美大に入ってから感じてた劣等感と不安感を言い当てられたような作品で苦しくなった。
今までずっと普通になれなくて苦しかったのに、自分よりも普通じゃなくて特別な人なんていっぱいいる。
“みんな“に自分が含まれている気がしてならない。