肉寿司

浅草キッドの肉寿司のレビュー・感想・評価

浅草キッド(2021年製作の映画)
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お笑いへのプライド
女性の地位の低さ
タケシは結構ブラックジョークだったのか、、
芸を見せてやってるという捉え方

お笑いの歴史を知らない

◎相羽秋夫(1994)「「お笑い」の歴史」『笑い学研究』1(0), 12-14
⚪︎笑いとお笑い
・「お笑い」は、主に演芸場で演じられる「落語」、「浪曲」、「講談」といった「話芸」から発生した伝統芸能と、「話芸」に「体技」を加えた比較的新しい芸域の「漫才」「漫談」「コント」それに「新喜劇」といったものの総称である12

・広義の「笑い」に対し、狭義の「お笑い」という関係が成り立つ12

⚪︎漫才の歴史
萬歳の時期
・擢歌、歌垣が源流という説
・宮中で男踏歌という芸能に発展、神事から娯楽に変化していく
・上記を踏まえ、萬歳が全国各地で郷土芸能として芽生えてくる
・「萬歳」は、農閑期の農業従事者による副業の様相を帯びていた12
→「太夫」(全国の巡業できる権利を有する者)が「才蔵」を引き連れて全国を回る
・「門萬歳」・・・門付芸の時代は全国の飛び込みで玄関先にたち「祝辞」を唱じて金銭をもらう、三河萬歳が得意とする
・「御殿萬歳」・・・宮中や大邸宅が首都する仕事場、大和漫才が得意とする

萬歳から万才に
・明治の末期になると寄席で演じられるようになり、屋外から屋内が発表の場になる、萬歳が万才に
・万才・・・1組の持ち時間は長いもので1時間くらいを要する。歌謡音曲のつなぎに軽いおしゃべりを入れる、ちょうどラジオのディスクジョッキーのようであった13
→おしゃべりの部分だけを取り出して、20分くらいの「しゃべくり漫才」を確立したのが、昭和5年にコンビを結成した横山エンタツ・花菱アチャコである13

万才から漫才に
・当事流行のきざしを見せていた「ボンチ画」、いわゆる「漫画」の漫を取り入れわけである13


西条昇(2010)「「現代のお笑い」に関する一考察-「ブーム」から「現代若者文化」へ-」『江戸川大学 情報と社会』20, 187-201
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