ブルーススターキラー

マ・レイニーのブラックボトムのブルーススターキラーのレビュー・感想・評価

4.4
[マ・レイニーのブラックボトム]はチャドウィック・ボーズマン、ヴィオラ・デイヴィス出演の音楽映画である。今作は彼の遺作となった。オーガスト・ウィルソンによる戯曲「Ma Rainey's Black Bottom」を原作としている。今作はアカデミー賞の前哨戦として知られるロサンゼルス映画批評家協会賞において主演男優賞(チャドウィック・ボーズマン)、助演男優賞(グリン・ターマン)を受賞している為、今年のアカデミー賞においても期待される作品として注目されている。ブルースの歴史についてを描きつつ、1927年の黒人差別の問題についても触れている。ちょうど良い上映時間で飽きる事無く映画に没頭出来る事でしょう。複数の登場人物の物語も深く、ヒューマンドラマとして非常に良く出来た作品であると感じる。