チャドウィック・ボーズマンの遺作。
オーガスト・ウィルソンの戯曲の映画化で、ブルースの母と言われるマ・レイニーが南部から北部の都会に出てきてレコーディングする話。基本的にはスタジオ内での会話劇。
…
マ・レイニーの事も初耳で、時代状況などの事前情報もなく見てしまったので、いったい何を表現したいのか分からないまま進んでしまった。
戯曲が元だということで、非常に狭い空間で時間も同一という非常にシン…
㉒
これほど少ないシチュエーションの中で
「黒人」の置かれた状況、また強さや生き抜く技術をみせつける。だがその置かれた状況そして制限のなかでもがくが実らない。劇中の開かずのドアが示すようにその当時の…
このレビューは、過去一難しい。案の定黒人主演映画の人種差別話しは主題としてあり、この映画を通して何を訴えたいのか、何を伝えたいのか、理解できない。マ•レイニーといえばブルースの母として有名だが今回成…
>>続きを読むレコーディング・セッションというワンシチュエーションの中に人種差別が残す根強い断絶が凝縮されていた。マ・レイニーとレヴィそれぞれの身勝手な行動は、周囲の人に際限のない困惑と疲弊を招く苛立たしいものだ…
>>続きを読むマ・レイニー、あなたはどれだけ強いんだ…でもブルースを語る表情は少女同然で可愛い。実際もこんな風に強さと繊細さを兼ね備えた素敵な女性だったんだろうな。イントロの台詞がバッチリきまった後のみんなの一体…
>>続きを読む