ハチ

警察と泥棒のハチのレビュー・感想・評価

警察と泥棒(2020年製作の映画)
4.7
『警察官も覚えてるかな?ただ一緒に遊んだ頃を』


少し前に問題になった黒人が警察官に殺された事件。
この映画はそういったアメリカの現実に訴えかける映画です。
同じような映画で『隔たる世界の2人』といった映画がありますが、今作はもっと直接的に訴えかけています。

黒人差別はまだ世界的にも無くなってませんが、アジア人差別も大きく取り扱われてないのにひどいものです。

世界から差別といった言葉がなくなる事を願います。


最後のエンドロールの後ろに聞こえる子供達の笑い声がなんとも言えない。

子供の頃は肌の色や生まれた場所も関係なくみんな一緒に遊んでいたのに、大人になると知識をつけてバカみたいに線引きしたがる。

違いが怖くて、自分と違う物を拒絶する。賢くなったのかバカになったのか単純な見た目で自分とは違うと判断し、相手を遠ざけ決めつける。



見た目なんて、、、


みんな違うはずなのに、、、、
ハチ

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