このレビューはネタバレを含みます
シリーズ3作目で、主人公もパワーキャラなので、そろそろ面白くなくなるんじゃないかと思ったが、想像をはるかに超えた面白さでとても驚いた。
まず吉沢亮の声がうますぎる。
一作目のゲストキャラなど、声優がいまいちだったり、重要度も低くおまけ程度だったが、今回は登場時間も、キャラの掘り下げ方も、活躍の仕方もハンパなかった。
黒鞭もバシバシ使っていたが、どう考えてもスパイダーマン。ただ片手から4本も出るので、使い勝手は数段上に思えた。
メインキャラの戦闘シーンが、とても立体的だった。カメラを主人公と共に回転させているかのようで、最近のアクション映画に劣らないアクションシーンになっていた。
あと今回は出血がかなり多かった。いつもは殴られて血が出る感じだったが、撃ち抜かれたり、切られたり、いつもよりボロボロになっていて、ちょっとやり過ぎかなとも思ってしまった。
というか、デクが普通にフルパワーで戦っていて、いや、それやったらもうあかんのちゃう?と思った。結局回復できるから良いのか?てかラストシーンは全く黒鞭使わなかったので、もったいなかった。
前回の映画は切り札を使ってしまったので、今回はどうするのかと思ったが、ストーリーの濃さでカバーしていた。
来年からはどうしてくれるのか、とても期待している。