だい

迷子になった拳のだいのレビュー・感想・評価

迷子になった拳(2020年製作の映画)
4.0
え、めっちゃ迷子じゃん。
まだ迷子の最中じゃん。
という人もいれば、ここを踏み台にしてのし上がった人、自分なりの道をもうひとつの道を見つけて進んで行った人、見切りをつけた人。
たくさんの 「ラウェイに関わった人々」。
監督を含めすべての人に共通するのは監督のナレーション、最後の“ひとこと”。

それは観客である私自身に置き換えてみても「そうするしかないな」と感じられる普遍的な言葉。
闘う意味はその人にしかわからないし、わからないから闘っているのかもしれない。
闘おうと決めたのならば続けるしかない。



試合中に調子に乗った発言をする金子大輝に対しての師匠のひと言がラウェイの真髄だった。

『闘う時は獅子であれ。それ以外の時は謙虚であれ』


エンドロールを眺めていて何故カンパニー松尾?と思ったのだけど、今田哲史監督=タートル今田で元HMJMだったのね。(キャノンボールしか観たことない)
検索したら雨宮まみさんのインタビュー記事も残っていた。
『熊笹の遺言』も観てみたいな。
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