運命の舞台を書き換えた9人の舞台少女が書き換えた新章と卒業が迫ったその先は…?
冒頭のトマト爆散から始まり怒涛の展開が120分間かけて舞台少女達の役が終わり幕が降りる。
9人それぞれが見えていなかった舞台に再び上がり、相対する相手に「本音」を演じるレヴュー戦は映像と音響のダイナミックさが凄まじい一方、物語の主人公である愛城華恋の過去がゆったりでありながら徐々に普通の女の子の楽しみを削りながら舞台少女になって行く姿が儚くも美しい。
「卒業」というテーマでここまで膨大な情報量を詰め込んで見事に物語が終わり、演じ切った9人に対してスタッフ達が魂を込めた舞台少女(キャスト)へ送った壮大な卒業式にも見れるワイルドスクリーンバロック。