沖縄に追いやられたヤクザ達の戦いが描かれてる訳だけど、おう…ワイルドバンチやん!とついつい思っちゃった。
実録ヤクザ映画と任侠映画のバランスが取れてるような作品。鶴田浩二のグラサン外さない美学とドアの隙間から見える安藤昇の目と銃を構えてる場面が最高。
沖縄民謡を『分からない、日本の歌を歌え』という場面からの『沖縄の歌で出稼ぎの歌なの』と話される場面の切なさ。
ドライで淡々としたクールな鶴田浩二とあくまでも内地の人を排他するという若山富三郎の圧凄い。眉毛の圧も凄い
そこからラストの血の上で『終』のセンス、エグい