鴨川写経

狂猿の鴨川写経のネタバレレビュー・内容・結末

狂猿(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

「生きて帰るまでが、デスマッチ。」
この言葉に尽きる。

特にコロナ禍でナーバスになる葛西純や試合中に凄惨なハプニングが起こる竹田誠志は一般的なスポーツ映画、ドキュメンタリー映画から伝わるリアリティを越えるリアリティを見せつけてくる。

最後の若き王者杉浦透との一戦は、「レイジング・ブル」を髣髴とさせるような哀愁が漂った。