海外予告が
公開されてから
ずっと楽しみにしていたが
まさかのDVDスルー。
デンゼル、マレック、レトーが
共演するスリラーがなぜ？
いざ鑑賞してみると
なるほど…
番人受けする作品じゃないみたい
個人的には
好きな部類なのだが。
全体的には連続殺人犯を追う
マレック演じる若手捜査官と
デンゼル演じる
過去の出来事から
田舎に引っ込んだ老保安官が
レトー演じる
頭の良い容疑者に翻弄される
スリラーだが
きちんと犯人が捕まる
結末がはっきりと
わかるような作品が好きな人には
向かないだろう。
ラストで盛り上がるのは
事件の結末や犯人が誰かではなく
デンゼル演じる老保安官の
隠された過去であり
それが明らかになる事で
冒頭から感じていた
違和感が解消される。
ラストの
"小さな気づき"がお前を蝕んでいく
というセリフが
作品全体の作りと
タイトルのリトルシングスに
リンクしていて
変な邦題付けられなくて
良かったなぁとしみじみ思った。
