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カラーパープルのneokamakiriのレビュー・感想・評価

カラーパープル(2023年製作の映画)
2.5
特に得意ではないミュージカル、かつスピルバーグ版も未鑑賞のため、ハードルをだいぶ下げての鑑賞。が、それにも届かなかったという意味でこの点数。

主人公の半生を描くが故に時間の経過が早く、また人物紹介がかなり少ないため、相関図を頭に描きにくい。結果、気持ちの整理がつかない中で時間だけが過ぎていく展開。そんな中でミュージカルを繰り広げられても入り込めず、けむに巻かれる気持ちになる。また主題がどこにあるのかをなかなか提示してくれないため、家出シーンまでは相当悶々とした。

これらを含めて、原作を知っていれば(または2回目の鑑賞)劇的に印象が変わるとは思う。ただ初見としては、なぜ主人公は子供を取り上げられないといけない?、なぜシュグは家にやってくる?等々、説明してくれないのはかなり辛い。
まぁ長い141分だった。
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