仮想空間

三月のライオン デジタル・リマスター版の仮想空間のレビュー・感想・評価

4.2
初めての、そして最後のアップリンク渋谷の劇場体験として選んだのが、以前から気になっていた矢崎仁司監督『三月のライオン』だった。
なんという映像世界だろう。
セリフを極力廃し映像や音声で語るスタイルはくどさもあったが映画に求めたい体験を一気に表現してくれた
音声が聴き取りづらいのはわざとなのだろうか? セリフを音の次元まであえて低め、同化させ映像を「聞かせる」ためなのだろうか。
石井岳龍と長崎俊一が出ていたらしいが見つからず。
しかしこんな世界観で映画制作を10年、20年と続けている矢崎仁司はすごい、蛮勇と言えるまである。
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