三姉妹のSworter18のネタバレレビュー・内容・結末

三姉妹も周りの人物も、もれなく"病んで"いる。痛々しく、正直おぞましい。闇と病みは深くなる一方で希望の糸口すら見えない。
本人たちを狂わせているのは本人だよなーとなかなか憐憫の気持ちにはなれずにいた。家族が集う前までは。
誰が昔話をしても回顧シーンを描かないのが監督のポリシーなのだと思っていたところ、それが突然効果的に差し込まれはじめ、そしてこれまで見た映画でも指折りの名場面と断言できる会食での"大立ち回り"。ものすごい映画だった。
もしもし主よ、あなたは本当に誰かを助けられるんですか。