河田

ボストン市庁舎の河田のレビュー・感想・評価

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)
3.1
自分たちが暮らす街をより良い場所にするため、対話と実行を諦めない市長、市役所員、住民たちの姿を、腰を据えてじっくり見せる作風は素晴らしかった。だが、果たしてここまでの長さが必要なのかや、市のプロパガンダ的な目線がどこまであるのか、この映画だけで判断するのが難しい。

最後に、党大会の出席者をめぐる、いわゆる政治らしい対話が入っていたものの、全体としては理想を描く目線のみになっているのが、ドキュメンタリーとして中途半端な印象だった。
河田

河田