最近流行りのパルクールアクション映画の元祖。
アクションのクールさもさることながら、肝心の中身の無さはさすがのヨーロッパコープ。
フランスの階級社会や医療とかに触れてはいるが、いつも通り「そういう難しいこと考える映画じゃないんで」と言わんばかりにサラッと流される。
普通の映画好きであれば、この時点で駄作の烙印を押すところなのだが、僕くらいのヨーロッパコープ上級者になるとこれくらいは何とも思わない。
むしろ無駄に尺が間延びしなくて良かったと安心するくらいだ。
とにかく頭空っぽにして、尺の短いアクション映画を見たいときにオススメです。
何でリュックベッソンの映画に出てくる警察って、こんなに無能な奴しかいないんだろう?