"ぼくらは、絶対に敗けない。"
"ふたたびぼくらがたたかうときがきた。"
"選ばれし子どもたちよ、もう一度立ち向かえ！"
"みんなの力が奇跡を起こす！"
"最強VS最強。"
STORY(Internet World)
世界の存亡を懸けた壮絶な死闘により
倒されたはずのアイツが生きていた！再びインターネット空間を浮遊し、
ある策略を仕掛ける。すべてはヤツらの復讐のために…。
STORY(Real World)
2003年3月25日、クラモンが大量発生し、さらに幼少期の太一やヤマトと空のプライベート写真がばら撒かれたり、二人を挑発させるイタズラのような奇妙な事件が発生。またしてもそれにいち早く気づいた泉光子郎は後輩である本宮大輔たちや仲間の八神太一らをパソコンルームに緊急招集した。三年前に自分たちが倒したはずのディアボロモンがまだ生き残っており、かつての怨みを晴らすため事件を起こしたと確証を得た太一、ヤマト、タケル、ヒカリは再びディアボロモンを倒すためにインターネットの世界へと向かい、それ以外の子どもたちはバックアップにまわる。
ディアボロモンが仕掛けた巧妙な策略にまんまとハマっていることも知らずに…。
戦いの舞台は仮想世界から現実世界へ。
三年前の仮想世界戦争〈ウォーゲーム〉が再び蘇る時、奇跡は起こるのか…。
劇場版デジモンアドベンチャーシリーズ
第四弾であり選ばれし子どもたちの一人、一乗寺賢のスクリーンデビュー作。本作は「〜ぼくらのウォーゲーム！」の正統な続編となるため、感情豊かなキャラクターの表情や仮想世界の表現方法など「〜ぼくらのウォーゲーム！」を意識した演出が多く見られる。監督はTVシリーズ「デジモンアドベンチャー」及び「〜02」の演出を務めた今村隆寛、脚本はおなじみの吉田玲子が手がける。
30分の短編作品ながら時折なにをやってるのかが分からなくなったり、本作を代表する名場面だが冷静に捉えると思わず首を傾げてしまう不自然なシーンなどかなり脚本に粗が見られる。だが、重さを意識し、現実世界を縦横無尽に動き回り大暴れする大迫力のバトルシーンは必見である。
ぜひ「〜ぼくらのウォーゲーム」とセットでどうぞ。
