めちゃゲニア

異邦人 デジタル復元版のめちゃゲニアのレビュー・感想・評価

異邦人 デジタル復元版(1967年製作の映画)
3.8
ヴィスコンティ鑑賞2作目

背伸びして、高校生の頃に原作は読んでいたのだが、ほとんど内容を覚えておらず…
ただ、以前はムルソーの心理がよくわからなかった気がするが、今ならなんかわかる気がした。彼とは逆になるが、特に心を動かされなかった事が起こっても泣く時は泣く。自分でもよくわからない。人間の心は、世間が言うほど簡単に型にはめ込むことは出来ないだろう。
ギューーンと寄っていくカメラワークに不穏さを感じた。

イタリア語で話すアンナ・カリーナは、ゴダールの映画とのイメージと全然違くてびっくり。
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