ばんてふ

しあわせのパンのばんてふのネタバレレビュー・内容・結末

しあわせのパン(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

・北海道であんな暮らしがしたい
・夏秋冬の3部に分かれていたが、冬→夏→秋の順番でよかった。
・冬の老夫婦は水島夫妻と重なるところもあった。だからこそ思うところもあり、感情移入した。リエちゃんの「私をこれからも見ていてね」や「見つけた、私のマーニ」というセリフは、老夫婦を見たうえでのセリフだと思う。
・おじいちゃんの「昨日できたことが今日できなくなる」というセリフにはゾッとした。できなくなることが増えても、新しくできることが増えることをおばあちゃんを見て感じた。
・老夫婦は迫真の演技だったと思う。おじいちゃんの奥さんをいたわるシーンや、おばあちゃんのパンを頬張るシーンとか。
・作中で阪神淡路大震災の話が出てきたが、最初は3.11のことかと思った。でもまだ撮影中には起きていなかった。時の流れを感じる。
・窓から見える山を横目に配膳をするシーンをみて、長野県での旅館のバイトを思い出した。なんだかんだいい思い出だった。
・パンを分けて食べるシーンが幸せそうだった。最初に水島夫妻が分けて食べて、そのあとにトキオら若い二人がたべる。引き継がれていくものを感じた。
・老夫婦から水島夫妻が何かを得て、水島夫妻から若いトキオともう一人のカップルが何かを得てという流れ。
・汚いものが全く映ってない作品。自分はこの世界には入れない気がした。近いようで遠い世界。SF世界の方が近く感じた。大人になったらもう少し近く感じるかもしれないと期待する
・平岡裕太よかった。嫌味のないイケメン
・原田知世綺麗だなあ
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