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アメリカン・ユートピアのjustaperfectdayのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

バンド/アーティストに対する愛や思い入れに左右されすぎて評価が難しい音楽映画(特に本作のようなライブ映画)
トーキング・ヘッズ時代の若さやエッジの効いた演奏が欲しくなったり、今のデヴィッド・バーンさんとバンドの演奏がしっくりくる曲もあるので、評価が難しい。
YMOとHASYMOはじめ、それぞれの素晴らしさがやっぱりある。

ライヴ映像というよりは演劇映像っぽい演出・撮影・編集が本作のステージにハマっている スパイク・リー監督は素晴らしい。
ただ、クリス・ジャルモさんの存在感が一曲目「Here」からラストの「Road to Nowhere」まで大きすぎて、鑑賞中も後も、ある意味、デヴィッド・バーンさん以上に印象に残るので、メイクを抑えたり、ノーメイクで観たかったなぁ、と思う。
音源を聴いていても、クリスさんの姿が浮かんでしまう。

エンドクレジットの映像に件のEverybody’s Coming to My Houseが流れるところが、ベタかもしれないけれど、本作に相応しいエンドクレジットで気持ちよく鑑賞を終えられますね。
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