このレビューはネタバレを含みます
【2024/01/12 3D版にて鑑賞】
旧体制最後となるDC映画がこの作品で良かったかもしれない
前作から引き続きテンポ重視、快活で迫力に充ちたドタバタアクション・エンターテインメントに仕上がっており、映画がもつ側面の一つである「娯楽」として役割を全うしていた
場面が転々とし様々なロケーションを見る事ができる点は、世界の広がりを感じられるのでお気に入り
ただドラマチックな場面の中には、もっとじっくりと魅せても良いのではと思うものもあった
混迷を極める社会の現状を鑑みると、薄ら寒く感じる可能性の含有は否定できないけれど、前進的で希望が込められたストーリーを描くのにスーパーヒーロー作品はピッタリなのだと改めて感じた
(スーパーヒーローを取り扱った作品一つとっても様々な方向性がある事は理解したうえで)
新体制の映画シリーズでも、この心意気が受け継がれてほしいと思わずにはいられない