SHOCKER戦闘員の映画日和

アクアマン/失われた王国のSHOCKER戦闘員の映画日和のレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
4.0
2024.01.13
新年一発目の映画館という事でさっそく鑑賞して参りました。
1作目のハードルもありつつでしたが海底都市-アトランティス-を舞台に国王であり、一子のパパとしても奮闘するアーサーとそれを支えるメラの関係性含め、
存続のキャラクター達の家族間や関係性がしっかりと活き活きとした形で魅力を放っていたので安心しました。
如何せんヴィランサイドのバックボーンがパッとしないのはMCUも同じくですが、ヒーローの鉄板要素はしっかりと適材適所で盛り込まれていましたし、
前作で対立の関係にあったオームの行く末も含めて-DCEU-と括られた本作も脱皮と転換期を繰り返しつつ、さらにその先へと進化するフェーズが訪れているのだろうなと鑑賞しながら感じました。

規律や伝統には嫌気が差しているアーサー王でしたが、母国と家族のピンチにどうにか立ち向かうため、
生まれ持った脳筋DNAとオームの知力で従えて迎え撃つ!という流れは小難しさは一切省いて少年マンガほぼ全振り状態のパワープレイは既視感マシマシながら爽快感に溢れていました。
ジェイソン・モモア氏の大柄な肉体美とその中でも軽快で多彩な表現力も一旦見納めなのは少し寂しいですが、
いつの日か何処かの飲み屋で飲んだくれる描写が見られる日が来ることを願っています←THE・FLASHもオススメだゾ!