スワット

アクアマン/失われた王国のスワットのレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
3.5
2024年 劇場鑑賞5本目
前作「アクアマン」鑑賞済み、吹替で鑑賞。
前作にて、海底王国アトランティスの王となったアーサーを描く正統続編。

前作が2018年なので6年の歳月を経て公開された本作という事で、記憶が曖昧ながらも物語が進んでいくうちにこんなんだったな!と思い出しながら鑑賞していた。
この作品の魅力の1つにミラ(アンバー・ハード)の美貌、美しさがあって、僕もそれで虜になった視聴者の1人。
泥沼裁判の影響もあり、あまり出番ないかなぁと懸念してたが思いの外出演シーンが多くて嬉しかった。(不自然にいないシーンはあるけど…)

ただ今回はアーサーと特にオームのことが好きになる作品に仕上がっていた。
ストーリーは正直単純明快で平坦に進んでいくが、オームが登場する中盤辺りから分かっていても胸熱くなる展開にガッツポーズしてしまった。
結局ああいう兄弟愛というかバディ物というか2人で1つ的な流れは何度観ても楽しめます。
ここではパロディと表現させてもらうが、MARVEL のソーとロキを思い起こさせる会話や最後の演説シーンなんかはもろアイアンマンじゃん!とツッコミたくなる様なシーンも多数。ジェームズ・ワン監督とジェイソン・モモアの相性の良さが画面から漂ってきてクスッとしてしまった。
MARVEL が先かDCが先かなんてのは関係なく、「アクアマン」という作品ではこんな事も出来ちゃうよ〜みたいな気概を感じれたので、それはこの作品の良いところですよね。

アクション良し、映像良しと文句は無いが、敵のブラックマンタがあまり最後まで活きてこなかった感じがして尻すぼみ…
敵の強大感はやはりMARVEL作品が頭一つ抜きん出てるよなぁ…としみじみ思う。

しかしDCEU作品リセット前最後の作品としてはとても楽しめたし、エンドクレジットもセンスある終わり方してて笑顔で映画館を出たことは確かでした。

早く新DCEU観たい!!
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