すーとらまん

クライ・マッチョのすーとらまんのレビュー・感想・評価

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)
4.0
自分語りになってしまいお恥ずかしいですが
マッチョ側か、マッチョ側でないかの二つにわけるなら
確実にマッチョ側の僕にとっては
良い事ではなかった。変えて行かなければと
思ってはいるものの、最近の映画などの描かれた方に
少しモヤっとしたり、肩身の狭い思いと同時に
もし映画が好きで観ていなく、それに気づいていなければと
ゾッとする事があります…

とは言え、僕が憧れたマッチョさって有害な事ばかりでなく
憧れても良いマッチョさもあるはず、それをこの映画で、
本当のマッチョさ、正しいマッチョさ、今の時代のマッチョさ、
を観せてくれると期待して鑑賞しました。

結果としては、特に有害なマッチョさと、良いマッチョさの
対比は特に感じなく、ただただカッコいいジジイを観せられる
心地よい良い時間を過ごせました。

僕も、こんなジジイになりたい、馬とか乗ってみたいなとか
言葉も通じない女性といい感じになりたいな、みたいな感じで
これってクリント・イーストウッドだから成り立ってるんじゃ?
キャッチコピーの本当の強さとは?って
クリント・イーストウッド本人って事?
とか思っちゃいました。
けど、俳優として、監督として、映画人としての強さを持った
クリント・イーストウッドだから成り立ってるのも間違いじゃない気もします。

映画鑑賞中ずっと心地よい気持ちでした。
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