経営難のバラ園を営むカトリーヌ・フロが、コンクールでの優勝を目指して低賃金で雇える訳ありな仲間たちとバラ園を再建するお話。
今作の最大の魅力は、広大なバラ園。もはやお花畑ではなく農家みたいだけれど、それでも咲き誇るカラフルなたくさんのバラは圧巻でした。これだけでスクリーンで見る価値有り。
肝心のお話の内容は、主人公よりも両親に捨てられてもなお連絡を取りたがってるフレッドがキーパーソンだった。フレッドが自分で育てたバラの花束をプレゼントして、バラは交配することより、その後成長するまで、大切に育てることが大事だと伝えたシーンには心打たれた。
ただ、完全に更生したと見受けられるフレッドに対して、どうして両親が頑なに交流を拒むのかがあまり理解できなかった。子育てする義務もなく、養育費などもかからないのだから、そこまで冷たく接する必要はないのではないのにー！
お花のキレイさだけで絶対にスクリーンで観る価値はあるし、90分強でサクッと観れて安心安全のサクセスストーリーなので人にオススメしやすい！良き映画！
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