何様やねんまん

ウォンカとチョコレート工場のはじまりの何様やねんまんのレビュー・感想・評価

3.7
ジョーニーデップの「チャーリーとチョコレート工場」が好きで今作の制作を発表された当時から待ち望んでいた。
5年近く前から待っていたような気がする。
当時「ウィリーウォンカの過去を描いた物語を映画にする動きが」というような記事を見たときに合わせてユニバーサルスタジオのミニオンパークの場所、バック・トゥー・ザ・フューチャー跡地に「チャーリーとチョコレート工場」のショップができると言うデマをつかまされた。

それくらい大好きな作品であり、小さい頃にみた「チャーリーとチョコレート工場」の世界感をもう一度体験できるのだとワクワクしていた。
実際のところ主演や監督は違うものの全く新しい体験ができた。
まず、チャーリーとチョコレート工場に出てきた「おかしなお菓子」たちは今回も現在である。何気ない伏線がラストでひと笑いさせてくれ存在感があるものとなっている。

一言で言うと「チャーリーとチョコレート工場」を見たいと思っている人には物足りない部分があるかと思う。ブラックジョークも少なめで何よりウンパルンパダンスが少ない(笑)
しかし、今作オマージュと思えるところはたくさんあるように感じた。
前作の「家族の大切さ」のテーマでは回収しきれなかったウィリーウォンカの社交性、友好性がしっかりと描かれているように感じた。
言うなれば「仲間と分かち合う大切さ」をテーマにしている気がする。

ミュージカルシーンの音楽も楽しい気分にさせる曲しか無い。悲しみの曲のようなものはないように感じた。

……
「夢のチョコレート工場」視聴後の感想。
今作を見るまで「夢のチョコレート工場」を見ていなかったがすぐに視聴。
作品自体「夢のチョコレート工場」の過去の出来事という雰囲気になっている。
特に作中で流れる音楽は「夢のチョコレート工場」の曲を割とアレンジして使っている。また、ウォンカの顔の系統はどちらかといえばジョニーデップではなくこの「夢のチョコレート工場」のウォンカの系統な気がする。

どうせならU-NEXT等でこの「夢のチョコレート工場」を視聴後に行かれた方がより楽しめると思う。
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