だいず

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのだいずのレビュー・感想・評価

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1971年の『夢のチョコレート工場』の挿入歌である、pure imaginationが使われててすごく嬉しかった。わたし、この曲が大好き。
ドラマ「glee」S2 21話で使われてて知った、大好きな曲が、映画の冒頭からモチーフ的に使われてて、さらに最後に感動的にハッピーに使われててとても満足です!
ティム・バートンの映画も好きだけど、断然pure imaginationがいいの。

で、pure imaginationは違うと思うけど、その他の楽曲と劇中音楽は、ジョビー・タルボットなんよね?
彼の音楽もとっても好きで、ロイヤルバレエの不思議の国のアリス、冬物語、未見だけど赤い薔薇ソースの伝説の作曲家。あんまり知らんけど彼の作曲したバレエは、話を知らない演目でも理解がしやくすて、大好き。振付家の手腕ももちろん無視できないんだけど!

ということで、音楽がすっごく良くて、よかったですよ。

シャラメちゃんの歌もチャーミングだし、チョコレート組合の3人の歌とかも面白いし、ジム・カーター(ダウントンアビーの執事カーソンさん)も歌ってたし、Mr.ビーンもお元気そうだし、オリビア・コールマンも楽しげで。オレンジのヒュー・グランドも良かった。

そして何よりサリー・ホーキンスですわ。短い出演なのに2シーンとも涙出ましたわ。「夢見る事から全ては始まる」と、投げキッスキャッチ。

現で溺れてる中年には、時々突き抜けたファンタジーがいるの。ひととき現を忘れたくて。

お話は、めっちゃよくできてるわけではない気がするけど、pure imaginationを聞いて夢見心地だったから、なーんも気にならんかったです。
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