このレビューはネタバレを含みます
2021/8/26鑑賞。28点。
〈見所〉
・点数は低いけどつまらないのではない。作品内容に対する時間のコスパが悪いだけ。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
ルビー・ワッツという女が誘拐され、監禁されている。ルビーを誘拐した男はトム・オールクロフトと名乗り、「僕を愛するようになるまで監禁する」と変態的な愛の宣言。
トムは、ルビーの両親のことや彼女の人生のことを知っていた。一方で、ルビーは記憶を失っていて、トムの話を理解できない。
靭帯を傷つけられたルビーは身動きが取れず、トムの介助が必須だ。
ルビーは介助を受けるうちに、トムを完全な悪人だとは思えなくなる。トムは、ルビーが快適に過ごせるよう、枕・毛布・本を持ってくる。
ルビーが本を読み進めると「彼を信じるな」という文字があった。
ルビーは、トムが以前から人を誘拐して監禁する行為を繰り返していると疑う。だが、それが誤解だとわかりルビーは謝罪する。
ルビーは、トムが作った料理食べて、過去の記憶を少しだけ取り戻す。
ルビーは、記憶を失う前の自分がトムと付き合っていたと思い出し、キスを交わす。
トムは、ルビーが記憶を失った理由を明かす。
当時のルビーには、ニックという同居人がいた。トムはルビーに会いに行くはずだったが、その夜にルビーはニックにレイプされる。トムはレイプ現場を目撃し、感情的になってニックを殺してしまった。
レイプの経験から、ルビーは記憶を失ってしまい、長時間の睡眠を取ると一切の記憶が消失する体質となる。
元の生活に戻れずパニックになるルビーを救うため、トムは彼女を監禁することを決め、睡眠時間を徹底管理するようにした。
ルビーとトムはセックスした後眠りにつく。目覚めたルビーは、トムの首を何度も刺して監禁部屋から逃げる。
※セックスの後、トムは完全に眠ってしまい、ルビーの睡眠時間を管理していなかったことが要因。それによって、ルビーはレイプ直後の記憶にリセットされてしまい、トムを刺した
ルビーはボートに乗ろうとするが、失敗して気を失う。
ルビーは医師に扮したトムによって連れ戻され、再び部屋に監禁されるのだった。
トムの話は、どこまでが真実でどこまでが本当なのかわからないオチ。ルビーは本当にレイプによって記憶を失ったのか、そもそもルビーとトムは本当に付き合っていたのかも…。
