いわゆる巷では口に出すことも憚られるどころか口に出した時点で然るべき医療機関や国家組織に通報されてもおかしくないエピソードあるいは単語が頻出し羅列されるこの作品ですが、そもそも「どう料理をしたところで人格が疑われる」以外にこの作品を評価する言葉が見つからないため、相応の覚悟をもって見たほうがいいと思います
目隠し拘束をされたあげく何者かによって手コキされ赤玉を絞り出される怪事件と、「触れただけで男の人が皆イってしまう能力」をもつ女性を追うカメラマン、ふたつの事件が交錯するとき人智を超えた何かが起こるお話…ね？人格の一つや二つ疑いたくもなるでしょう？
最終的に「何言ってんだおめえ」としか言いようがない、見るも無駄、聞くも無駄なエピソードしか起きないものの、超法規的措置のような反則技をクライマックスも持って来られてしまったので全てを許すことにしました、だって大迫兄ィが許したことを我々がほじくり返したって仕方ないじゃあないですか、ねえ？
とりあえず「触れただけでイかせてしまう」能力をもたせてしまったことで、必然的に濡れ場が起きようもなく、結果としてエロいシーンがなかったことは上手いけど残念に思ったことだけは伝えたいと思います
というわけで決して嫌いではないものの私の中に僅かながらに残った理性が全力で止めにくるため高得点はつけないでおこうと思います
あと若干ながらも持ち得ている社会性を維持するためにこの作品を見たことは決して口に出すまいと心に誓いました
ただ、口に出すという性行為は大好きなのでそれだけは覚えていただいて構いません
