声を上げることに対して異常に嫌悪感を抱く日本の今の状況に対してピッタリな映画だと思う。
学内の価値観に対してしょうがないと諦めていた所に転校生の新しい価値観によりzineを使ったアプローチでみんなの気持ちを動かしていく所が良かった。
でも話が進むにつれてやることが過激になったり、主張を押し付けるような場面もありそういった場面でのセスやクラウディアのような冷静でフラットな存在がとても重要に思えた。
主人公と母親との関係が後々重要になるのかと思ったけど、特にそうではなくディナーでのケンカは正直主人公のひたすらワガママなだけで必要だったのかは謎だった。
今の日本がこの学校みたいでもあるし、それぞれがモキシー（勇気）を感じて古い価値観をアップロードしてけばいいと思う。
主張がないと思ってた先生の最後のあの姿はかなりグッときた！
