一人じゃ怖くて観に行けないけど、誘われたので観てきました。カナダ版は有名で話題になってたけど観た記憶はありません。怖そうだなーって思ってやめた様な、、
突然立方体の中で目覚めた見ず知らずの他人たちが、隠されたトラップによる死と隣り合わせになりながら、脱出を試みるストーリー。
最初に死体で現れる柄本時生が残酷な割に全然リアリティない死に方でちょっと笑えちゃったけど、進んでいくに連れて力入りっぱなしで怖かった。何かを抱えた人たちが集められたようだが、結局のところ、主人公の菅田将暉演じる後藤くらいしか抱えたものの正体がわからず、もう少し全員の背負った何かを明らかにして欲しかった。最後の終わり方も、え？これで終わり？といった感じで残念。続くのですね。吉田鋼太郎が何だか舞台みたいな演技でオーバーに見えてしまったのと、首絞められている菅田将暉が全然苦しそうじゃないのが物凄く気になったけど、岡田将生はめちゃくちゃ期待を裏切る役で良かった！
このコロナ禍にリメイク版をわざわざ作った監督は、先の見えない閉ざされた空間を現代の情勢と照らし合わせたかったのかなー？勝手な解釈です。エンドロールで流れる星野源の主題歌「Cube」も映画とリンクしているので是非歌詞に注目して聴いて欲しい。
