観てよかった。
自分の中学校時代の悲しい思い出も
肯定してもらえた気がした。
よくあるキラキラした青春ものとは違い、
現代の中学2年生の「実態」を映したドキュメンタリー。
120分もあってただ日常を映しているだけなのに飽きずに見られるのは、一人一人の人生にストーリーがあるから。
不登校の子までしっかりと密着しているのがなんとも素晴らしい。
だからこそ、誰もが自分の学校生活を思い出して、重ね合わせては想いが溢れ出す作品だと思う。
この映画を観た人は、
きっとこういう感想を抱くだろう。
「自分の中学校生活も、
ついこの間のことの様だ」と。
自分もそう思った1人だし、それは間違っているわけではない。
人はいつまで経っても不完全だし、人生は短い。
素直に生きている彼らを観て、
自分もまた明日から走り続けようと、そう思えた。