14歳の栞の作品情報・感想・評価

14歳の栞2021年製作の映画)

上映日:2021年03月05日

製作国:

上映時間:120分

ジャンル:

4.1

あらすじ

監督

ナレーション

主題歌/挿入歌

「14歳の栞」に投稿された感想・評価

ペン回しからバレンタイン貰えるの貰えないの?のドキドキ感まで隅から隅まで全てが懐かしかった。同級生に重ねながら見てた。中学時代が恋しい。この作品の主人公が自分たちなら〜、すごくいい思い出になっていただろうなぁ、と。喪失感でいっぱいになった2時間だった。ずっと見てられる。笑ったし泣いた。
僕の中学の同級生は100人程度しかいなかったが、それでも話したことないやつ、今顔を思い出せないやつはいる。"ただのクラスメイト"という認識でいた彼らにも思いや悩み、人生があったと考えると感慨深い。実際そうだから面白い。
中学2年生という中途半端な時期。思春期特有の感じ。ワイワイしている人もいれば静かめな人もいる。でも家では結構喋る人も。本当に十人十色。大勢が言語化できない悩みを持ち、インタビューでそれとなく吐露してくれる。ずっと頷きながら見ていた。
演出が素晴らしい。A→B→Cの順序で進める中でAで見たシーンにBやCがいる、という見せ方。わかりやすく関係性を説明してくれる。仲が良いだけでなく、すれ違いみたいなものも見してくれる。気持ちいい布石。

これを大学生が見て余韻に浸っていることは悲しいことなのでは。現状に満足できていないのでは、と思ったりした。
渚

渚の感想・評価

-
いい作品すぎた、こういうドキュメンタリー?みたいな映画初めて見たけど新鮮でめちゃくちゃ面白かったです
主題歌目当てで行ったけどやっぱり栞は青春の曲だ🥹🥹🥹🥹🥹
14歳の時に大好きな友達とふたりで映画館に見に行ったんだけど見に行けてよかった
少ない学生生活存分に楽しもうと思いました‼️
発想の大勝利過ぎる!!!!

テレビとかでやってもいいとは思うんですけど「プライバシーを守るために映画館みたいな閉鎖的な場所でしないといけないからこれは映画というジャンルです」という新しさ!

そして俗な言い方で嫌なんですが一言で言うと「激エモ」
本当生徒さんの青春にお邪魔させていただき申し訳ないですよ💦
そして観ている間、自分の後悔とかもフラッシュバックしたりしたし、映画館で観ている人全員が、ニヤニヤしたり、苦い顔をしたりしている。こんな短時間で感情を動かされる作品は無いのでは、、、?

観たあとは「よっしゃ頑張るぞ💪」と勇気をメチャクチャもらえた。
人生に行き詰まったりした時にまた見返したいなぁ、、、
lelelepc

lelelepcの感想・評価

3.8
35人全員が主人公
何も考えてない様に見えて何かを一生懸命がむしゃらに考えているあの頃に戻りたくなった。中学の頃の私はGleeにハマっていました。
Ren

Renの感想・評価

5.0
号泣しました。某中学校2年6組の35人に実名&顔出しで密着したドキュメンタリー。プライバシーの関係で配信やソフト化はしないと公言されているので劇場でしか観られない、という特別感も相まって忘れられない映画になりました。

中1の1学期とか中3の3学期ではなく、中2の3学期。新入生の緊張感や最上級生としての責任感の無い「あいだ」「途中」の子たち。
大きないじめもトラブルも無いけど、彼らは授業の/部活の/友情の/恋愛のあらゆる些細な動きに敏感に反応していて、その全てが敢えて取り沙汰されることは無くとも人生に大きな影響を与えるドラマであった。そんなあの頃を思い出してしまいました。

中学時代、自分の苦手だった/関わらなかったクラスメイトにだって彼らの人生があって、形は違えど一人ひとりがその人生を謳歌し、苦しみ、全うしていたという当然の事実に10年越しに気づいた感じです。自分が当事者ではないからこそ知り得た感覚。
同じ地域に育った同い年の子が集められた教室とは、複雑に矢印が飛び交い絡み合う場所。そんなコミュニティで過ごしてきた義務教育時代の記憶とか温度とか匂いがぶわっと蘇り、戻りたくない、でももう一度あの世界に混ざれたら、などと取りとめもないことを考えてしまいました。

14歳の彼らがカメラに向かって語る現状やビジョンは、達観しすぎだったり楽観しすぎだったり、やはりそれぞれのカラーがあって、そのどれもが青くて胸がキューっとなって、でも紛れもなく彼らは自分自身で....。大人になりかけの、定義できない「思春期」そのものが真空パックされていました。
性格も考えていることも面白いくらいバラバラな彼らが一堂に会する集合写真。最後まで観ると、このポスターがより一層色付いて見える。

勉強も運動もできたし、クラスでは決して派手なグループではなかったけどなんとなく満遍なく仲良くしていた、特に目立たない優等生だったあの頃の自分に「たいして話しもしないのに苦手だと決めつけて心の中で見下していたクラスメイト」が居なかったかと言われたら嘘になる。もしあの頃の自分に会えるなら、『14歳の栞』を観た自分として会いたい、そう思いました。

事件は何も起こらない、ともすれば卒業式で流すホームビデオのような映画。この子は主人公でこの子はヒールで....というようなキャラ付けも無くただ非線形な過渡期の子どもたちが映るだけの映画。バックボーンも知らない人間の、派手なオープニングも劇的なエンディングも無い中途半端な「途中」の映画。青くて痛くて共感を超えて尊くて愛おしい、素朴ながらキラキラしているものがぎゅっと詰まった、大切な映画。
研究発表準備に忙殺されながら無理やり時間作って観に行ってよかった。これから先も定期的に劇場公開してほしいな。

その他、
○ バレンタインデーにチョコを渡して→ホワイトデーのお返しを選んで買って家まで渡しに行く 一連の出来事に悶え死んだ。若い!甘い!甘い!
○ エンディングのクリープハイプの『栞』で追い討ちをかけるように泣かされた。何度も聞いている曲だけど、こんなにも開けた人生賛歌に聞こえたのは初めてだった。
いまを生きる中2達に希望を持って生きてもらいたい。
そう考えるともうちょっと頑張らねばと思う。なにに?
ドキュメンタリーを見ているかのような感覚で正直感想を言葉にするのがかなり難解。

こんなにも全員が全員"憎めない良い人"であることに少し疑いの目を向けてしまう自分もいるが、中学時代のクラスメイトに思いを馳せながら見てしまった。
すぐ恋バナしたがるし、すぐ走り回るやつがいるし、常にクラスが賑やか。痛々しさも勿論あるが、学生生活最後の年に見た私にとってそれは儚く尊いものであるように感じた。
また子を包み込むかのような家族の温かさも痛感した。

残りの期間は学生でしか出来ないことに時間を割いていこうと思う。
waki

wakiの感想・評価

3.8
作品の特性上、ソフト化や配信はできないと思われるのでなんとか映画館で見たいと思っていた。上映続けてくれてありがとうございます。

14歳のとき、何を考えてたかなぁ。もうあまり思い出せないくらい今となってはくだらないことだったんだろうけど、当時は真剣に悩んだりしていたんだよね。
 ここまで真っ直ぐに人間の日常を垣間見たのは初めてだった。そしてそれは、その人だけが考えていること、その人だけが経験していることをど直球に見せつけられることを意味していて、だからこそ一人一人の「生」のエネルギーを心の深くまで感じることができ、琴線に触れた。
 そしてまた同時に、大人とも、子供とも取れない14歳の荒削りな思いや考えは、私の過去の思い出をやさしく引っ張り出してきて、彼らの青春とリンクして感動した。
 また、彼らの人生がノンフィクションである以上、物語にありがちなご都合主義など一切なく、ただその出来事が淡々と彼らの人生に刻まれていくのだということが、少し物悲しいような、あっさりしているような、まさに淡い青色であると思えた。

総じて良かった!!!
普通の中学生の日常ドキュメンタリー。
すごくいいクラスだなぁと思った。
35人もの他人が一日中狭い教室に詰められて、苦しくもありながら、大人になったら忘れてしまいたいような意図せず忘れてしまうようなかけがえのない日々が残ってた。
私はプロにならない部活にどうしてあんなに時間を割いてたんだろうとか、クラスメイトよりも部活のメンバーとばっかり遊んでたり、勉強しとけばよかったとか色々思うこともあったけど、そこでしか生まれない人との繋がりや考え方がそこにあったんだなって彼ら彼女らを見て考えた。

転任する先生。
転任すること決まっても言わなかった。
夜遅くまで仕事して、資料作って、クラスの思い出動画作って、、、
生徒からは怒ったら怖いって言われてたけど、全力で先生をしてた。
14歳にスポットライトを当てた映画だったけど、周りの大人も素敵だった。
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