蟻

14歳の栞の蟻のレビュー・感想・評価

14歳の栞(2021年製作の映画)
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自分の中学の頃と重ねてた。当時気になってたけどあんまり話せなかった子とか、いつも時間割教えてもらうだけの関係だった男の子はどんな趣味があったのかなあ とかいろいろ思い返して良い120分だった。14歳の自分に悩みとか、学校が好きかとか、将来の夢とかインタビューしたい。 14歳からしたら大人になるまでの時間が長過ぎて絶望で皆世の中に冷めている。考えてることが正しくても少し間違っていても、この時期に考えていたことってすごく大切な感情だと思う。給食当番したり、授業後に部活したり、全部すごく愛しい。
まだ人間として途中段階の個性もバラバラの35人が同じクラスになって1年間過ごすってことだけで、学校というところは特殊で毎日いろんなドラマがある。
成人しても、未だ自分が大人かと言われるとそうなのかわからない。
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