石川慶監督の新作。劇場で見逃してしまった新作。
不老不死をテーマにしたSF小説を邦画化。
芳根京子さんって、こんなに繊細に美しい役者さんだっけ？と驚いた。仮面の様な美しさがこの作品にぴったり。岡田将生さんや他の人も、どこか仮面っぽくてよかった。
作り様によっては壮大な、お金のかかった作品、もしくは中途半端で陳腐な作品になるところを、極めてミニマルな世界を構築していて興味深い。
未来のヴィジュアルも、乾いていて白く明るく、目の付け所が良いと思った。
ラストは役者の変化にちょっと混乱したが、後から考えるとつくづく納得。不思議な世界観の一作だった。
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