えいがんご

偶然と想像のえいがんごのレビュー・感想・評価

偶然と想像(2021年製作の映画)
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面白い!笑えた!

短編3本のオムニバス。
濱口作品の独特な喋りと舞台のようなセリフ回しで繰り広げれる会話劇。すごく引き込まれるし何より笑えて面白い。

三本共通するのは、2人の人物化部屋に入り、会話や距離によって関係が変化し、そして、再び部屋の外へ戻っていく。という構成。
そして、大事なセリフはカメラ目線。オチにはズーム。約束事のように繰り出されるそれらの演出も面白さやシュールな世界観を支えており、3つの物語を繋いでいた。