試写会の後、皆どんな感想かな?と思って
耳を澄ませていたら、大学生?の女の子2人組が
「意外とあっさり終わっちゃったねー」
と言ってましたが、、
アラサーの私には割とヒットしました。笑
前半の感想は
やっぱり若い子向けのエモ映画なのかなぁ、、
北村匠海好きじゃなかったら見なかったなぁ、、と
思ったけど「彼女」の"ヒミツ"が明かされてからは
見る目がガラリと変わりました。
時代設定も2013〜17年に大学卒業して、
社会人4.5年目までに起こるあるあるを描いていて、ちょうど今アラサーの方は経験したことがある、もしくは自分の周りで見聞きしたことのあるセリフやシーンが続き、
生々しいほどにリアルな人間ドラマに感じました。
個人的には、ドキュメンタリー?と思うほど(笑)
前半の若い男女のザ・青春シーン見ながら
「あぁ、若い頃ってこうだなぁ」
「こういう若々しい恋愛いいなぁ」とか思うけど、
幾つになってもこういうのって憧れなんですよね。
年齢や立場に関係なく、
機会があれば"若い恋愛"したいんですよ、本音は。
そんなことを思ってたら、後半の展開ですよ。
そこから、伏線回収的な感じで、
あの時の表情やセリフはこういうことなんだーと
答え合せ的な要素があり、
構成のおかげで満足感がぐぅーっと上がりました。
ただ、ストーリーを思い返してみると、
本当にその辺によくあるリアルな恋愛模様で、
メッセージ性も特にないので
1800円出して映画館で見る価値は
人によって別れると思いますが、、
是非、落ち着いちゃった大人の方には見てほしい。(笑)
原作は読んでませんが、
タイトルと予告映像で見る人狭めてるかなぁ、、
その時に見ないと決めた人こそ
楽しめるんじゃないかなと思いました。
北村匠海くんはハマってるなぁと思いました。
他のキャストの方々の半熟演技が、
更に映画の生々しさを際立ててました。