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明け方の若者たちのめのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
4.3


映画化されるって決まった時からずーーーっと楽しみにしてた作品。

花束とかなり雰囲気似てるからどうなるんだろ大丈夫かなって思ってたけど、花束よりも主人公やまわりの友人達が量産的な我々大学生そのもので思い当たる節がものすごくあった、、

明け方、ヤングアダルトが流れた瞬間グワァァってなったクサイけどめっちゃ感情揺さぶられた
ハロー絶望!こんなはずじゃなかったかい?でもね、そんなもんなのかもしれない僕らに足りないのはいつだってアルコールじゃなくって愛情なんだけどなあ。

ハッピーエンドへの期待はの出だしもすんばらしい。「残酷だったなあ人生は」思っていたより。いま君に会って思い切り泣いてみたい。どうにかなるはずさどうにかなるはずさ。どうにもならなかったぼくらの日々に名前はつけないで、思い出になる程きれいじゃないから
やっぱマカえんしか勝たんな〜〜

でもこれ美化してるけどシンプルに不倫の話で結菜ちゃんは現実的に考えたらクズだよなあ笑
「ちゃんとすごく好きだったよ」って言葉が聞けてよかった、あとあの笑顔はさすがに信じたい。
匠海くんがえちえちシーンで呟くすき。とか全部だいすき。とかで爆死した。けど近くにどう見ても12〜13歳くらいの女の子が座ってて18禁シーンの時こんなの見せられんわ、、って内心めちゃあせあせしたわ。あと風俗のシーン普通に号泣しちゃった

みんな企画とか影響力大きくてクリエイティブで自分の存在発揮できる仕事したがるよねえわたしもだけど。そりゃそうだよねそういうキラキラな部分ばっか見せられてその会社入りたいって思ってんだもん。総務とか人事とか経理とか配属されたらじゃあこの会社入った意味ってなに?ってなるわな。あんなに一生懸命自己分析して業界研究して、企業選んで必死こいて勝ち取った内定なのにそれじゃどこの会社でも一緒じゃん、会議のイス準備するために今まで生きてきたんかってなるなあ、、総務部のやりがいとか総務部があっての会社ってことは重々承知なんだけど。若者の戯言です、社会人大先輩の方々はきにしないでください。

わたしも今年から社会人で、配属先次第で住む場所も休みの数も日々の気分も全然ちがってくるから恐怖でしかないけど、ラストになおとが言ってた夢見た仕事ができないとか将来はこんなでっかいことしてやろうな!とか仲間とだらだら飲んでる時間こそが人生のマジックアワーだったのかもって言葉にすこし救われた。

2022、マジックアワーの幕開け。 
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