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ボーはおそれているのmのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.9
脳の処理が追いつくよりも前、右見てるうちに左で別のキャラクターが手振ってくるような
あの演劇や舞台やハリボテが魅せる世界のせいなのか、絶望と不安と混乱が溢れるディズニーランドという感じ。
「ママ、きがへんになりそうです。」とはまさに。

冒頭30分くらい、絶望の波が止まらなくて脳から涙出るかと思った。

ようやく終わったことに拍手したくなるほどの凄まじい疲労。脳みそかき回され続けた3時間。

冷や汗とも興奮とも違うじっとりと、じんわりと熱くなって、音のない中で流れるエンドロールをとりあえず目に映しながら、自分が汗をかいてたことに気付いた。
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