【まとめシネマ】#415
【まとめ】
* 前も後ろも関係ない愛の形
* トラウマ級の悲しいラスト
* 優しい音楽と寄り添う喘ぎ
本作は1975年に製作された同性愛を扱った作品を4Kリメイクした作品。
「前か後ろかなんて問題じゃない」
「大事なのは体を合わせ同時に達すること」
「それが愛だ」
この作中での印象的なセリフは、同性愛の恋愛や価値観に対して過激に、かつ簡潔に愛について教えてくれる名ゼリフ!
しかし、ラストは残酷だ。
同性愛という少数派な立場や恋愛だからこそ生まれてしまった結末、最後のヒロインの姿はあまりにも可哀想でトラウマ級にツラい。
本作は同名の楽曲を元に製作されて、劇中でも何度も流れる。その音色は優しくフランス映画にピッタリ。そこに寄り添う優しさから生まれるあの痛々しい喘ぎ声は染みる。