普通の恋愛映画。
性別に名称なんて要るんだろうかと思うことがたまにある。そんなのグラデーションで本当に人それぞれで、名前をつけてカテゴライズすることによって生まれてしまう偏見や差別もあるんじゃないかと思う。良し悪しあると思う。
性別と性的嗜好と見た目が”ちぐはぐ”な二人が出会い惹かれ合うが、どうしても肉体的な壁を超えることができず難しい。
もっと壮絶な物語かと想像していたけど、意外とほのぼのとしていたというか。全体的に笑えた。終わり方なんかもやけにカラッとしていて、そこで終わっちゃうんだ、とも思ったが、皮肉っぽくて好き。
繰り返しかかる音楽と、しっかり記憶に残る印象的なシーンの数々が良かった。
【一番好きなシーン】
・ダンスパーティー
・ラスト