酒のまない

鳩の撃退法の酒のまないのレビュー・感想・評価

鳩の撃退法(2021年製作の映画)
2.7

キャストの演技に引き込まれる。

後半にもっとカタルシスを感じるかと思ったが、そうでもないような。

手元の三万円を目で追うのに必死になってしまった。
風俗嬢は、藤原竜也がピーターパンの本に挟んでいた一万円を取って、三万円挟んだ…?
そこがどうなっていたか今思い出している最中である。

自分は西野七瀬の演技をあまり観たことがなく、西野七瀬が出た時に「西野七瀬かぁ」と思ったが、案外浮いてない。
土屋太鳳が西野七瀬にSDカードに入った映像を観たか質問した時の頷きが良かった。

序盤に、藤原竜也と、筆者としての藤原竜也が二人出てくる演出が何度か出てきたが、後半は全く出てこなく、これは何か効いているのか?と疑問。しかし、体験した過去なのか、それを書いている現在なのか映像で理解できる点は良かった。

しかし土屋太鳳は「去年っていつの去年ですか?」と質問するシーンはすべて口頭でのやり取りだったので、じゃあ最初から藤原竜也二人出さなくても理解できたんじゃないかと思う。

バーでの土屋太鳳と藤原竜也のやり取りで、音声が空間丸ごと撮ってるものになったシーン(実際は分からない)が一回あったと思う。そこが印象に残っている。
なんというか、演技の臨場感を感じられた。



風俗を利用する大学生、ジャニーズJr.の子だそうで、自分の推しがこの役やってたら死んでしまうかもと思った。(Twitter見たら案外オタクの方たちは喜んでいた。)

追記
あと、なんで突然井上陽水なのと思った。
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