ひよこまめ

茜色に焼かれるのひよこまめのレビュー・感想・評価

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
3.8
夫が不慮の事故で死んでからずっと辛い人生の良子。
だけど、そこから逃げようとせずつっぱって生きてる良子。

初めのうちは、この辛さの半分ぐらいは自分で解消できるんじゃない?もっと賢く生きられるんじゃない?
と「?」ばっかりだったけど、死んだ夫の人となりと良子の生き方が明らかになるにつれて、その生き方が府に落ちていった。

傍目には辛い人生だけど、本人も辛いは辛いんだけど、でも良子には生きる理由があり、彼女を支えてる信念みたいなのがあるんだよね。
エンディング曲が表してるように、良子の生き方はロックなんだなと思えて、不思議と後味は悪くなかった。

尾野真千子が素晴らしい。尾野真千子だったからこその良子だったと思う。
そして和田庵❗
楽しみな役者がまた一人増えた💓
ひよこまめ

ひよこまめ