片腕マシンボーイ

薬剤天使 魔女っ子ケミーの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

薬剤天使 魔女っ子ケミー(2004年製作の映画)
2.2
「あるひもりのなか」、「2085年、恋愛消滅」と、マシンボーイ絶賛な2作品を撮った荒木監督の過去作、まぁ「モーレツ怪獣大決戦」はヒくレベルの糞やったからば期待はせんと観たが…

お医者さんになりたいケミコちゃんは、新薬を開発するお父さんのお手伝いで森へ、そこで見つけた薬草を食べるとあら不思議…ゴスロリ魔女に大変身してしまったぞ!そこでケミコちゃんは世界を救う旅にでるのだが…って話

う〜ん…「あるひもりのなか」のような破壊力ある傑作には到底なり得ないし、かといって「モーレツ怪獣大決戦」ほど見苦しくもない…ただのアイドルのPVやったよね!ゲラゲラ

って本来ならここでレビュー終わってもおかしくない凡作なんやが、思い出話をひとつ…
いやな、本作ヒロインは細田あかりって子なんやが、マシンボーイには微かに聞き覚えある名前やったんよねぇ
そう、あれはマシンボーイが今のようなちょい渋めのイケメンなる前のただのピチピチイケメンやった大学生の頃よ、仲の良かった友達の家にあった写真集がこの細田あかりちゃんのんやったんよねぇ!
その友達が、この子好きなんよ〜、言うんやが、マシンボーイ含め皆が、「誰これ?知らんわぁ…」返すんが今思えば可哀想やったわぁ…しみじみ

そんな知名度低いグラビアアイドルの底辺かと思えば…こんなポンコツとはいえ主演作があったり、げぇ!「渋谷怪談」とか「ゾンビ屋れい子」にも出ていたんか!以外にも人気あったんかな?

とりあえず、そんな魔女っ子アイドルあかりちゃんのイメージシーンがストーリーよりも印象的なポンコツ映画やったが、森ん中で可愛いポーズするヒロインの周りを蛾がパタパタ飛び交ってたんが何とも言えない哀愁を漂わせていてホッコリしましたなぁ……
うん、「モーレツ怪獣大決戦」よりは俄然マシやったけども、「あるひもりのなか」クラスの傑作期待すると血反吐吐くポンコツなんで期待して観てくれよな!