FREDDY

ヴァージンな関係のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ヴァージンな関係(2009年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

小林拓己による同名漫画を廣田幹夫監督が原紗央莉主演で実写化したラブ・コメディ『ヴァージンな関係』シリーズの第1作である本作は、イズノスポーツ株式会社の就職試験を受けるために訪れた面接会場で面接官をしていた、先日引っ越しのアルバイトをしていたところ偶然出会い、ふとしたことから一夜をともに過ごした赤石佳那に運命的なものを感じていた就職浪人の黄味島が、無事に入社が決まり配属先となった営業二課で佳那の部下として同僚の茶谷や大学の後輩だった桃山に囲まれながら社会人としての第一歩を踏み出すも佳那に想いを伝えられずにいたところ出会った、茶谷に連れられ訪れた"放課後クラブ 秘密の花園"で働くランパブ嬢・紫苑や同僚の桃山に翻弄されながらも彼女への想いをめぐらせていく様が描かれた作品となっているのだが、率直に言ってしまえば、主演を務めた原紗央莉をはじめ、かすみりさや桜木凛といった女優陣を目的に視聴するくらいしか需要のない作品ですね。原作漫画は未読なので比較こそはできないが映し出される物語は漫画チックなありえない展開を見せるも面白みに欠けますし、内容の薄さはとにかく気になるところ。黄味島と佳那の恋愛模様というよりは、佳那に想いを寄せるも他の女性に翻弄されていく黄味島の姿や、離婚しても気持ちの整理がつかずにいる佳那の心情を描いたものとなっていて、本作のメインどころはお色気シーン。そういう作品だとはわかってはいるが、もう少しドラマパートに展開が欲しかったですね。途中で何度も飽きてしまった。
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