なんとなく見てみたが思ったよりも衝撃的な内容だった。
乱獲による魚の減少、混獲で犠牲になる魚やイルカ、トロール網漁の問題、エコラベルの嘘、養殖業、などなど他にも盛り沢山。
マイクロプラスチックがどうこうよりも遥かに漁業自体の方が問題があるらしい。
一部に大袈裟な表現も含まれるのかもしれないが、現在の方法を続けていたら早晩立ち行かなくなることは想像がついた。しかしながら自国の領海内の管理だけでも難しいのに各国が足並みを揃えて対策するような事は果たして可能なのだろうか。
日本人の多くはイルカやクジラの話題を出されると『文化』というワードによって条件反射的に防衛本能が働いてしまうが、それは本当に考えるべき問題をボカしてしまっているような気がした。
ドキュメンタリーなので好みは別れると思うが知ってるつもりにならずに1度見て知識として頭に入れておく事をオススメしたい作品。