とても考えさせられる映画だったなぁ。
よく見る青春映画とは違って、切実な思いをこの作品ではリアルに訴えていた。
本人は同性愛者と公言することで気持ち悪がられるんじゃないかと恐れてしまい、隠して生きていくことしかできない、、、そんな世の中ではなくてもっとそれを心から理解し合える環境ができれば素敵だなと思った。
でも現実はそんな簡単にはいかず、もっと難しい問題になってくるんだろうなとやるせない気持ちになった、、
・・・みんなと同じが普通になってしまっている、今の世の中。
みんなと違うと仲間外れをされたり、遠ざけたりと住みにくい環境を作ってしまっている。
もっと一人一人が周りに流されず自分で考えるようにならないと、こういう問題は解決しないと思った。
最後の山田杏奈演じる三浦紗枝が舞台に上がって、みんなに訴えかけたスピーチは感動した。
終始、ヒロイン役の山田杏奈が可愛かったし、その中でも前田旺志郎がとてもいい味を出していたように感じた。
